夢枕 獏先生の作品が気になり、購入
「上弦の月を食べる獅子」があまりに面白すぎて1日で全部読んだんですよね。
野に咲く花は幸せなのだろうか。シンプルかつとても哲学的な一言です。
宗教観を貫いた作品が多いことも夢枕先生の特徴です。
この本は空海が中国に留学し、滞在したとされる2年間を伝記風にまとめた作品です。
wikiをみると、空海は20年間の留学を私費が尽きたことを理由に2年間で帰国しています。
最後には携わった人に感謝の念を兼ねて、大宴会を行ったそうですね。
曲者揃いの異国の地で自身を遺憾なく発揮した男の生き方をぜひお読みください