実践する経営者 P・F・ドラッカー レビュー
「マネジメント」で有名なドラッガーの著書になります。
ドラッガーが1970年代から1990年代に書かれた著書から経営に関する内容をまとめた本となります。
経営戦略やマーケティング、人について等、それぞれの項目に対し、約10Pほどで
トピックスが集約されている。
発売は2014年
読んでみて目新しく惹かれたことは特にありませんでした。
というのも、書かれていることが当たり前なことが多いからである。
リーダーになるにはカリスマ性はいらない。
リーダーは仕事であり、責任であり、人としての信頼を得ることである。
リーダーシップ論について様々な議論がなされていますが、 先天的なものよりも
後天的なものであることは語るまでもなく自明のことである。
それも、縦型組織から横になりつつある組織像の変化から、カリスマという近づきにくい状態から近寄れるものであると気づいた結果、分析をはじめ、得た結論であると感じる。
向き不向きはあると思うが、役職が人を育てるとは僕自身も思います。
昭和の時代に令和でも通じる価値観を予知していたという事実に対象を向けることで感動を 得られると思います。
長く通じる価値観に関心が高い方にはいい本ではないでしょうか。