クラシコイタリア礼賛
クラシコイタリア礼賛という古い本を読んでいる
クラシコは芸術品や高級といった意味が使われており、ラグジュアリーのような言葉を指します。
物事は上限と下限を学ぶことで本質を知れると私は思っています
自信の服装については社会人になるまでは下限=いい加減で、いまは上限をどこまで置くかについて判断基準を探しています
サラリーマンであれば、スーツは人生の多くの時間を共にする服装だと思います
スーツを通していろいろ学んだ結果、スーツ、ワイシャツ、靴、ネクタイ、小物、アウターの6つが基本的な型で、これらの組み合わせがあって人への印象ができると考えています
クラシコイタリアはこれらの要素ついて、クラシコとは何かを踏まえて解説された本です
著者の主張のあくもなかなか強い代物で、お腹いっぱいになりそうな話が多いです
男の服装はさまざまな制約により成り立っています
歴代の洒落者たちが試行錯誤悩んで、今日に至るものと思われます
それらを忠実に守ることが、クラシックであり、王道な服装だと思います
著作で挙げられているブランドのほとんどは一般の人が手を出しにくいブランドばかりです
スーツに40万円、ワイシャツに7万円を気軽に出せる人はなかなかいないと思います
しかし、なぜ40万円もかかるのか等を知ることで、こだわりが生まれ、哲学へと変わると感じます
クラシックが過去のルールを守ることならば、哲学もまた同義語として扱われ、男の服装ルールを策定するものになるでしょう
イタリアファッションの文献がなかなかないと探していたなかで見つけたものでしたので、貴重な資料だと思います
イタリアファッションに興味がある方はぜひオススメです